野菜Laboと広島大学が共同で開発した離乳食「お守りお野菜ペースト」を紹介するリーフレットを作成しました。商品の完成に合わせ、商品をお手元に届ける際に同封するものです。商品がお手元に届いた際、その商品がどんな背景を持ち、どんな風に使っていけるものなのか、そして、商品を使うことによって暮らしがどんな風に変わるのか、を伝えるためのものです。

これまで製造、販売を続けてきたポタージュスープ「東広島野菜のポタージュスープ」のリーフレットとシリーズ感のある表紙デザインになっています。

商品が手元に届いたときに、どんな情報があったらうれしいだろう？という受け取りての視点を想像し、「私たちだからこその商品の強み」「使い方」「商品背景」をどんな言葉で、どんな構図で、どんな雰囲気で伝えていったらいいだろう？ということを丁寧に考えていきました。

そうしてリーフレット全体の設計図を完成させ、それを元に野菜Laboがデザインを完成させました。こちらは検討段階の議事録のほんの一部です。

長い時間をかけてつくってきた商品だからこそ、メンバーそれぞれの伝えたい想いは大きく、その想いを簡潔に表す方法にとても時間をかけました。簡潔だけど言いたいことが抜け落ちてしまうのではないか？つくり手よがりな表現になってしまっていないか？など何度も立ち返り、言葉を決めていきました。

まっさらな気持ちで手に取っていただく皆さんにどんな風に伝わるのか、少し緊張する気持ちと、期待する気持ちとが混ざり合っています。もしお手元で受け取る機会があれば、感想を教えていただけたらうれしいです。離乳食プロジェクトチームと、みなさんとのコミュニケーションは始まったばかりです。